吹屋ふるさと村(高梁市)と井倉峡(新見市)を訪れる
4/27と28の両日、岡山県を旅しました。
2日目の28日は高梁市の備中松山城や頼久寺庭園を見た後、吹屋ふるさと村(ベンガラの町)に立ち寄り、今回最後の目的地:新見市に向かいました。
● 吹屋ふるさと村(高梁市)
ベンガラ(弁柄)は酸化第二鉄(Fe2O3)を発色成分とする赤色顔料で、もともとインドのベンガル地方から輸入したために「べんがら」と名付けられたそうです。
高梁市吹屋地区は幕末から明治にかけてベンガラの産地として繁栄を極め、今もベンガラ色の外観で統一された町並みが整然と残されています。
● 井倉峡(新見市)
高梁川流域にある景勝地で、直立240mの石灰岩の絶壁や滝、鍾乳洞(井倉洞)などから構成されています。
時間の関係で井倉洞内部には入りませんでしたが、それでも十分スケールの大きさを実感することができました。
駐車場の片隅に展示されている蒸気機関車(D51)は昭和18年から30年間、山陽本線と伯備線、山陰本線で延べ199万km走行したものを当時の国鉄から無償貸与されてここに展示しているものです。
(写真の滝は井倉洞のすぐ横の断崖にあり、高さ約70m)
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