アプローチタイルの盛り上がりで樹木の根を再チェック
門から玄関に続くアプローチのタイルの一部が盛り上がってきた件、先日業者に現物を見ていただきましたが、前進はありませんでした。
業者は周囲の木の根がタイル下に侵入しているかもしれないと話していました。
当方の事前調査でその可能性は少ないと前もって連絡していましたが、業者内部での情報共有がされていなかったようです。
念のため再度、問題のタイル部分と樹木の間の地面を前回(6/10)より範囲を広げて掘ってみました(今回は長さ80cmx幅20cmx深さ20cm程度)。
写真のように、ほとんどの木の根は花壇境界のレンガに沿って走っており、レンガの下に入り込んでタイルの方向に向かっているものはわずかで細い根っこだけでした。
(注)今回の発掘で旧家屋解体時の遺物(屋根材の破片)が出てきました(レンガの上の赤い破片)。
これで木々(モミジ、ロウバイ、ムクゲ他)の根っこによる盛り上がりの可能性は排除できそうです。
業者が言われた「鉄筋膨張説」については施工図面等を再確認していただくとともに、(下記の空洞化も含めて)施工上の問題点がなかったか、業者の見解を聞いてみたいと考えています。
実はアプローチの別の部分(門扉の外側のエリアで、ブロック塀との取合い部分)でもタイルの下が空洞になっていると思われる箇所があります。 叩くとポコポコと音がします。
タイル端とブロックの溝部分の間の処理が不完全で隙間があるため、ここから雨水が入り込んで空洞化したのでしょう。
業者(住宅メーカ)には以前から折に触れて話はしているのですが、あまりその上を歩くところでもなく、現状タイルもはがれる様子もないので当分は様子をみることにします。
ネット上には、「20年経っても1枚の浮きもないというのが普通の仕上がり」、「業者によって当たり外れの差が大きい」との記事もありました。 やはり施工がまずかったのでしょうか。
(注1)玄関ポーチのタイルはガタツキが発生し、施工10年後に全面貼り替えた。
(注2)庭からは今までに、ガラス片、屋根材、配管破片、モルタル外壁片等が多数出土した(旧家屋解体時のもの)。
杜撰な解体工事の影響は今も続いている。
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