リンゴ果実とリンゴジュースの栄養比較
リンゴは8月中旬のお盆頃から収穫・出荷が始まり、最近は保存技術の向上により翌年の5~6月頃までスーパーなどの店頭に並びます。
リンゴの栄養は果肉100g当たり、概略次のとおり。
・エネルギー 56kcal
・たんぱく質 0.2g
・脂質 0.3g
・炭水化物 16.2g
・灰分 0.2g
・カリウム 120mg
・カルシウム 4mg
・マグネシウム 5mg
・リン 12mg
・β-カロテン 当量 27μg
・ビタミンC 6mg
・食物繊維 1.9g(水溶性 0.5g、不溶性 1.4g)
1玉=320g(果肉=250g)とすると、
・エネルギー 140kcal
・たんぱく質 0.5g
・カルシウム 10mg
・β-カロテン 当量 687μg
・ビタミンC 15mg
となります。
ところで、5~6月頃のリンゴは時に、中が変色していることもあります。
リンゴの果実の代わりに、市販のリンゴジュースを飲んだら栄養的にはどうなるでしょうか。
両者の栄養を比較してみました。
リンゴジュース100ml(105g)当たりの栄養は製品によりかなりばらつきますが、1例を示すと、
・エネルギー 46kcal
・たんぱく質 0.21g
・カルシウム 2.1mg
・ビタミンC 3.15mg
両者の価格とエネルギー値の関係を見ると、
・リンゴ果実1個 200円 ->140kcal
・ジュース1L 200円 ->460kcal
となり、価格当たりのエネルギーはジュースの方が勝っています。
勿論、リンゴ果実には栄養(エネルギー)といった数値以上の何かがあるので、単に価格 対 栄養だけで優劣は付けられませんが・・・。
(参考)KIRIN: 小岩井純水りんご 1.5L 果汁20%
・エネルギー 44kcal/100mL ー>660kcal/1.5L
・価格 178円*1.1=192円 (近所の某小売店で)
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