最終汚水桝の問題点(4)
道路のマンホールや家の汚水桝付近で異臭がする件、桝の内部を見ると汚物が付着し、流れずに残っていました(既出)。
流路の底から少し離れた高い場所です(赤丸、青丸の部分)。
インバート部の施工不具合及び予期せぬ汚水の動き(流れ)が原因と思われます。
風呂の残り湯排出時の汚水桝内の流れを観察しました(7/5)。
写真のように、最初は流路の底部を整然と流れていましたが、突然トイレットペーパを含む異物がどっと押し寄せる光景に出くわしました。 管路の途中に残っていたのでしょう。
これにより、流れが乱れ、水位が一時的に高くなりました。
このような状況がエスカレートすると、汚物がインバート部上部に押し上げられてそのまま残る可能性があります。
我が家の汚水配管(下図)は最上位から、概ねトイレ、洗面所、風呂、洗濯機排水、台所流しの順に流れ込んでおり、例え途中に異物が残っていても風呂排水時や洗濯排水時に流れ去るものと期待されますが、配管のサイズ・汚れ、流路勾配、方向急変部などでスムーズな流れが阻害されている恐れもあります。
風呂、洗濯機排水など、1度に大量の水を排出するものがトイレより上流にあれば状況に多少の変化があるのでしょうか。
また、トイレも年々節水型が普及し(現トイレは8L/回?)、管路内の流量が少なくなると益々問題になるかもしれません。
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