Sharp太陽光発電:Webモニタリングサービスにおける履歴データのグラフ表示不具合
Webモニタリングサービスにおいては発電量や消費量、売電/買電量などの履歴データを表形式およびグラフ形式で表示することができます。
「月間」グラフ表示では指定された月の1日毎の発電量をグラフ形式で表示しますが、値の小数点以下が無視されて整数部のみしかグラフに反映されません。
例えば、2016年10月の1日毎の発電量は下記のとおりです。
【 上が数値データ、下がオートスケールと最大値指定の2種類のグラフ 】
どちらのグラフも小数点以下が切り捨てられていることがわかります。
一方、宅内の電力モニタでは小数点以下も含めた値が表示されます。
【 2016年9月と10月の発電量<棒グラフ> 】 (注)折れ線は消費電力量
左上のグラフで9/19の発電量=6.1kWh、9/20の発電量=6.4kWhに明らかな差が見られます( 9/16にモニタ不具合による交換を行ったため、それ以前のデータは残っていない)。
9月のWebモニタリングサービスにおける発電量グラフを下に示します。
19日と20日のグラフの高さが全く同じになっています(6kWhに対応する高さ)。
実はこの問題、約5年前の2011/6/28 および 8/22にSharpに連絡しましたが、その年の10/7になって漸く次のような回答がありました。
履歴データのグラフ表示は小数点部分も含めた表示となっている。
月間発電量のグラフ表示の場合には縦軸の最小値と最大値の幅が大きい為、
小数点部分の差異をグラフで確認するのが難しい状態になっていると思われる。
この回答を受け、詳細データを付けて再検討をお願いしましたが返答なく、その後、色々と他の問題もあって、深く追及することなく、そのままになっていました。
しかし、Sharpからの上記回答は明らかに誤りです。
Sharpに再検討と表示改善を依頼したいと思います。
(注)履歴グラフ表示での最大値指定機能は5年前はなかった。何年かして追加された。
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