道路と敷地との段差解消のためのブロック設置について(4)
表記ブロック設置に関する今まで記事(1)~(3)で紹介した内容をもとに、広島市の見解を尋ねたところ、担当部署より概略下記の回答がありました。
[ 質問1 ]
広報紙だけでは一般の住民に対してはほとんど効果は期待できないのでは?
[ 回答1 ]
・道路と沿道敷地との段差を解消するためのブロックの違法性や設置者責任について、市民の皆様に正しく理解していただくため、
写真やイラストなどを使い分かりやすく説明した内容をホームページに掲載するなど様々な取組を進めており、
このたびの「ひろしま市民と市政」への掲載はその取組の一つです。
・今後は、本市の広報番組や公式SNSを使った各種の広報に加え、交通安全フェスタで直接チラシを配布することとしており、広く周知を図っていくことにしています。
[ 質問2 ]
販売業者や工事業者に対する指導・PRも必要では?
[ 回答2 ]
・段差を解消するためのブロックは私有地内で使用する場合もあることから、販売業者等へのPR等につきましては、
前記1で得られた効果を検証するとともに、他の市町等の取組を参考にしながら検討してまいります。
[ 質問3 ]
現地を調査し、違法ブロックがあれば撤去するように、チラシなどでお願いしてはどうか。
[ 回答3 ]
・安佐南区内において、年に十数件、道路の交通状況等を踏まえ指導を行っているところですが、実際に撤去へ至るのは半数に満たないのが実情です。
・ご指摘いただいたとおり非常に多くの戸数で使用をされているため、対応に苦慮しているところです。
・頂いたご意見を参考に、今後周知の方法などを検討してまいります。
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上記のような丁寧な回答を頂きましたが、尚下記疑問が残ります。
機会を見て、再度問合せみたいと考えています。
・HPなどで紹介しても、その効果ははなはだ疑問である。
・既存の違法ブロックなどの撤去より、新規に設置をさせない対策、特に工事業者への監督強化が必要なのでは?
・住宅建設時:確認申請、工事完了検査の段階でチェックできないか?
・私有地内使用もあるとのことであるが、これはごくわずかでは?
大半が道路との段差解消用と思われる。
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