ベタ基礎の工事現場
近所で住宅の新築工事をしています。
基礎は従来の「布基礎」に代り、最近主流の「ベタ基礎」です。
基礎工事の様子を時々興味深く見ていますが、今までの経過の中から数枚の写真を順を追って掲げてみました。
1.鉄筋工事・基礎配筋組み立て
たまたま積雪で白くなっていますが、鉄筋の下は地面です。
外周に底盤兼立ち上がり用の型枠も組まれています。
2.底盤へのコンクリート打設
ポンプ車(?)で生コンを底盤鉄筋部一面に流し込み、
バイブレータによる空気抜き&トンボなどを使用して平坦化を行います。
3.基礎立ち上がり部に型枠設置
内部の基礎の立ち上がり部(建物土台が載る部分)に、コンクリートを流し込む溝(型枠)を設置します。
4.立ち上がり部へのコンクリート打設
2.と同様にポンプ車で生コンを型枠部に流し込み、平らにします。
この後、養生期間を十分に取って、型枠を取り外します。
養生期間は気温やセメントの種類・必要強度などで異なりますが、建築学会刊行の「建築工事標準仕様書」によると、標準的な住宅基礎の耐用年数の場合で5日以上とされているようです。
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