「多大な」 と 「多大の」
「多大」とは、ある国語辞書によれば「数量・規模などが非常に大きいこと」とあります。
「多大の効果」、「多大な恩恵」といった言い方をしますが、これとよく似た「甚大」、「膨大」、「莫大」等の言葉は通常は「甚大な」、「膨大な」、「莫大な」というように「~な」の形で使用されます。 これらに対して、「~の」という言い方はあまり耳にしません。
また、「~な」と同様に「~なる」という言い方もあります。 「甚大なる被害」というように・・・。
「~の」、「~な」、「~なる」の違いは一体何か、つくづく日本語は難しいと思います。
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