霧(きり)と靄(もや)と霞(かすみ)の違いは
今朝(1/15)のラジオの天気予報で、「広島県北部では昼前まで濃霧による視程障害に注意を」と報じていました。
「霧が出ている」とか「靄がかっている」、「霞がかる」などと言いますが、霧(きり)と靄(もや)、霞(かすみ)の違いは何でしょうか。
調べてみました。
・霧(きり、fog)
気象庁の予報用語では、微小な浮遊水滴により視程が1km未満の状態を指す。
特に視程200m以下を濃霧という。
・靄(もや、mist)
気象庁の予報用語では、ひらがなで「もや」と表記される。
微小な浮遊水滴や湿った微粒子により、視程が1km以上10km未満の状態を指す
・霞(かすみ、mist)
遠くの景色がかすんで見える現象。
気象用語としては用いられない。
日常会話では「視界」という言葉をよく使用し、これは目で見通すことのできる範囲、視野を意味しますが、「視程」は肉眼で物体がはっきりと確認できる最大距離です。
コロナ禍にあって、中々先行きが見通せない状態が続いています。
ここ広島市では緊急事態宣言の対象地域に準じた措置がとられることになりました。
もうしばらくは不要不急の外出や移動の自粛などが求められます。
下の写真は数年前の秋に広島県呉市を訪れた際に遭遇した霧や靄です。
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