阿武咲(おうのしょう)と阿武町(あぶちょう)
大相撲に阿武咲(おうのしょう)という力士がいます。
青森県出身で、阿武松(おうのまつ)部屋所属、先日の2020年秋場所では10勝5敗の好成績を収めました。
「阿武」は阿武町(あぶちょう、山口県)や阿武山(広島市)、阿武隈川(福島~宮城県)のように、通常はそのまま「あぶ」を読みます。
「阿武」を「おうの」と読むのは珍しいので、少し調べてみました。
大相撲の「阿武松」は、山口県萩市大井の景勝地「阿武の松原(おうのまつばら)」に由来するとありました。 大井の海岸はJR山陰本線の長門大井駅の西側にあります。
萩市にはもう1箇所、市中心街北側の菊ケ原の海岸に「阿武の松原」がありますが、こちらは「あぶのまつばら」です。
阿武と言えば、2004年アテネ5輪柔道の金メダリストの阿武教子(あんの のりこ)さんが有名です。
阿武教子さんは山口県阿武郡福栄村(あぶぐん ふくえそん、現在は萩市)出身です。
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