■環水平アークの観察(2023/5/3、 広島市)

 2023/5/3(水)の午前11時20分頃、散歩中に虹のようなものが出ているのを目撃しました(広島市安佐南区)。

 通常見る虹は山の稜線近くなど、地上に近い高度の低い所で見かけますが、今回は結構見上げるような高い位置にあり、色々調べると「環水平アーク」なる現象であることがわかりました。

 ・虹とは異なり、環水平アークは太陽と同じ方向に現れ、水平の帯の形状をしている。
 ・環水平アークは太陽の高さが高い時(58°以上)に見られる現象のため、太陽が高く昇る季節にしか見られない。
 ・そのため、日本では3月~9月頃のお昼前後にしか見られず、出ると視界に入りやすく目撃されやすい。

 5月3日の広島市における太陽高度の変化は下記のとおりで、10時半から13時半の間は60°以上あり、58°以上という太陽高度の条件を満たしていました。

  

■太陽の高度と方位角(5月3日 / 広島市)

 広島市における5月3日の太陽の高度と方位角を示します。

 日本各地の、指定日の太陽の高度(仰角)と方位角の変化も計算して数表&グラフで表示できます。

  ・知りたい地点、月日を指定すると、高度と方位角の変化がグラフ表示されます。
  ・地点の指定方法: 下記のいずれか
   (1)一覧表より選択(47都道府県庁所在地)
   (2)北緯、東経を直接入力(度単位で)

・地 点:
・北 緯: (度)
・東 経: (度)
・月  :
・日  :
 (北緯、東経 直接入力時)

●日の出・日の入時刻 と 方位角
●時刻毎の方位角と高度角(単位:度)

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