■ 「むすんでひらいて」は元々はフランスのオペラの中の曲

 2017/7/26に放送されたNHK BSプレミアムの「今夜はとことん!ピアノと日本人」の中で、童謡「むすんでひらいて」の話が出ました。

 童謡、文部省唱歌として有名な「むすんでひらいて」:

  むすんでひらいて 手をうって むすんで
  またひらいて 手をうって
  その手をうえに
  むすんでひらいて 手をうってむすんで

 この曲はフランスの哲学者 ジャン=ジャック・ルソーの作曲(1752年)で、翌1753年に一般公開されたオペラ「村の占い師」の中で用いられたそうです(Wikipedia)。
 イギリスでは賛美歌として改編され、日本でも明治になって賛美歌として歌われました。

 1881年に文部省音楽取調掛発行の「小学唱歌集」に「見渡せば」という題名と歌詞で掲載されました。
 「むすんでひらいて」になったのは、1947年で、その後広く歌い続けられ、童謡・唱歌として定着しました。


(注)
 ・演奏データは自動演奏ソフト"Muse"(フリーソフト)を用いて作成しました。
 ・"Muse"については本サイト中の:  自動演奏ソフト(Muse)の紹介を、
  また詳細については"Muse"の正式ホームページ:  Museの紹介
  を参照してください。

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