家の外壁塗り替え検討に際して、現状の深彫りレリーフを考慮した色変更シミュレーションを実施するために簡単なアプリを試作しました。画像のセピア色への変換
当初、ハウスメーカにシミュレーションを依頼しましたが、深彫りパターンを加味した色変更画像の作成はできないとのこと、急遽自作することにしました。
・R、G、B 値を設定する(マウスクリックまたはホイールで)。
・K値を変更すると、RGBが同時に変化する。
・色見本で32色のいずれかを指定し、「ー>外壁色」をクリックすると、その色がRGB値に反映される。
・2F色指定有効時に、「ー>2F色」をクリックすると、その色が2FのRGB値に反映される。
また、色名からも選択できる。
・R、G、B、A、K、P値はマウス右クリックで初期値に戻る。
・パターン強度は元のパターンをどの程度反映するかを指定する。
・画像1~5に対しては、P値で指定 (ー>末尾の処理概要参照)。
・画像6~8についてはα値(不透明度)での指定も選択できる ->外壁部のみ色付け。
元画像 1-α:指定色画像 α の割合で重ね合わせた画像となる。
また、2Fの色指定も可。
指定されたRGB値・パターン強度で、元の深彫りパターンを加味して外壁を色付けします。
● 処理概要 (1)現状パターン画像をモノクロ画像(白黒画像)に変換する。 (r0, g0, b0) ―> (a, a, a) ここで、 a = 0.999r0 + 0.587g0 + 0.114b0 (2)各ピクセル毎に a値に応じて、 0 ~ 49: b = 0 50 ~ 109: b = a - 50 (注)数値「50」はパターン強度P=1の場合 110 ~ 180: b = 0 181 ~ 255: b = a + 50 (3)新しい外壁色(r, g, b)に対して、各ピクセル毎に r' = r + b 、但し r'> 255 なら r' = 255 g' = g + b 、但し g'> 255 なら g' = 255 b' = b + b 、但し b'> 255 なら b' = 255 (4)この(r', g', b')を用いて描画する。