■ 画面クリアの2つの方法 [JavaScript版]

 JavaScriptで画面の一定領域をクリアする方法には次のものがある。

(1)clearRect() による。
    g.clearRect(0, 0, w, h);

(2)fillRect() による。
    g.fillStyle = "white";
    g.fillRect(0, 0, w, h);

 見た目は同一であるが、実は領域の内部データ(ピクセルデータ)には違いがある。

clearRect()   fillRect()
 ・pixel data はクリア領域の左上隅のpixelの値

 イメージの各ピクセルに対するデータは R、G、B、α の順に並んでいる。
 α(アルファ)は透明度(不透明度と言う方が妥当か)を表し、
  α = 0.0(0x00): 完全透明
  α = 1.0(0xff): 完全不透明

 clearRect()ではα=0(完全透明)の黒でクリアする。

 clearImageData()で生成されるImageDataオブジェクトのすべてのpixelは透明な黒となる。
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