■ マグニチュード+1で地震のエネルギーは31.6倍に (JavaScript版)
日本は地震大国で、どこかでほぼ毎日地震が発生しています。
地震の大きさを表す指標には揺れの程度を示す震度(0~7、5と6は弱・強があり)と、地震が発するエネルギーの大きさを示すマグニチュードの2種類があります。
地震のエネルギー:E と マグニチュード:M には次の関係があります。
log10E = 4.8 + 1.5M
または、
E = 10 4.8+1.5M
これらの式から、マグニチュードが1増えると、エネルギーは 101.5 = 10√10≒31.6倍になることがわかります。
また、マグニチュードが2増えると、エネルギーは 103 = 1000倍になります。
マグニチュードの変化 | 地震エネルギーの倍率 |
+0.0 | 1.000 倍 |
+0.1 | 1.413 倍 |
+0.2 | 1.995 倍 |
+0.3 | 2.818 倍 |
+0.4 | 3.981 倍 |
+0.5 | 5.623 倍 |
+0.6 | 7.943 倍 |
+0.7 | 11.220 倍 |
+0.8 | 15.849 倍 |
+0.9 | 22.387 倍 |
+1.0 | 31.623 倍 |
+1.5 | 177.828 倍 |
+2.0 | 1000.000 倍 |
マグニチュードが 0.1 増えると、エネルギーは約√2倍、
0.2 増えると約2倍、0.4で約4倍、0.6で約8倍です。
下図は地震のエネルギー:E と マグニチュード:M の関係を示す線図です。
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