太陽光発電の時間帯別理論発電量割合は?

一般住宅における太陽光発電では住宅周囲の近隣家屋や山々の影響などにより、日の出から日の入まで常時日光が当たるとは限りません。

広島市内にある我が家においても例外ではありません。

ここでは、2016年から2020年までの5年間の広島地方気象台での日射量観測値をベースに算出した月毎、年間の時間帯別理論発電量について紹介します。

住宅(太陽光発電パネル)は南向き、屋根傾斜は30度と仮定しています。

これにより、周囲の建物による影の影響、周辺の山々による実質的な日の出・日の入時刻の変化による太陽光発電への影響を大まかに知ることができます。

例えば、
・9時までの発電量は年間でみると、全発電量の10%程度である。
・9時から15時までの6時間の発電量は全発電量の約75%(3/4)である。
・冬季は夏季に比べて、朝夕の発電量割合が低い。

ことなどがわかります。

従って、日中の日差しが十分確保できれば、朝夕の発電パネルへの多少の日射量不足があってもかなりの発電量が期待できます。

● 年間の時間帯別理論発電量の割合

R3000g

● 月別の時間帯別理論発電量の割合

R3000t

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