最寄り気象台と我が家の日射量比較

最寄りの広島地方気象台(広島市中区)と、そこから北西方向に約10km離れた 我が家(広島市安佐南区)で、日々の日射量にどの程度の差があるかを1年間(2011/7~2012/6)に亘って調べた結果について紹介します。

我が家での日射量測定ができないため、最寄り気象台での全天日射量の観測データから算出される日々の理論発電量(予想発電量)に対して、我が家の実際の発電量がどの程度ばらついているかを度数分布図の形で表示しています。

システムを構成する機器が正常であると仮定すると、両発電量の差は両地点の日射量(天候)の差ということになります。

・全天日射量に基づく理論発電量ベースでの比較
Grapha

・斜面日射量(Erbsモデル)に基づく理論発電量ベースでの比較
Graphe

これらの度数分布図を見ると、我が家と最寄り気象台での日射量の差は比較的小さく、約半数が±10%以内の差、約8割が±20%以内の差に収まっています。

また、理論発電量の計算方式(基礎となる日射量の違い)によって、分布状況が変化することも分かります。 全天日射量より斜面日射量(Erbs)に基づく方が実際/理論比が上昇し、バラツキ(標準偏差)も小さくなっています。

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